合宿内容

28日(4日目)
練習内容 場所
5 30 起床
5 50 集合 宿前
6 00 長距離はクロカンまで往復のみ(バッジをもらう)
短距離は宿前でストレッチ
宿前
7 00 朝食 宿
8 30 出発 宿→それぞれ
短・中距離
合宿初日参照

クロカンハーフ(ハーフ組のみ9時00分集合)
往復 3.33K
クロカン9周 18K
計21.3K(93K)
速い人から宿で休める
サニア 部員10名 マネージャー1名 コーチ1名 宇津木先生
クロカン 部員17名 木村 マネージャー2名 

12 00 練習終了 それぞれ→宿
12 30 昼食 宿
13 00 昼食終了、Siesta 宿
14 00 出発 宿→サニアパーク
14 30 練習開始

中・長距離
流し
計2.1K(95.1K)
サニア 部員27名 木村 コーチ1名 マネージャー3名 宇津木先生
17 30 練習終了 サニア→宿
17 45 お風呂 1組15分6回転
19 00 夕食
19 30 ミーティング
21 00 就寝

 合宿4日目です。
 →合宿4日目の様子

 午前中、中・長はクロカンハーフマラソンでした。標高1503M、全てアップダウンのコースでの日本一きついハーフマラソンです。中学では走ったことがなかった部員達が今ではハーフマラソンを完走できるところまで来ました。心臓破りの坂のきつさは、体だけでなく、心まで侵食してきます。あの坂を何度も、何度も乗り越えることで味わった苦しさと比べれば、大抵のことは大したことありません。同時に、坂を上っているときはそのつらさがずっと続くような気がしますが、永遠に続く苦しさもありません。生きていれば、つらいことがまとめて同時にやってくることもあります。でも、じっとこらえて、一歩ずつ前に進むことを忘れなければ、あの坂のあとの下りのように、必ず自分を元気づけてくれることもやってくるのです。一人で何時間も走っていれば、自然といろんなことを考えます。自分の弱さ、諦め、そういう自分から卒業したいという気持ち、今日のレースを完走した人はきっと、スタート前とゴール後では何かが大きく変わったはずです。

 昨日の夜、ホームページの更新作業をしていたら、OBの岩井君からメッセージが届きました。

 岩井渉です。お久しぶりです。暑中お見舞い申し上げます。去年の合宿から、1年が経ったとは未だに信じられません。なぜ、このメールを送っているかと言うと、「合宿の写真を見てて熱くなってメールを送らずにはいられませんでした」っていう高橋先輩のような熱い理由ではなく、去年、私の親愛なる滝沢先輩が送っていたからです。あと、都築が送ろうとLINEしてきたからです。
 今、大学生となり、吉村ほのかと隣の席で授業を受けています。高校でできた友達は一生ものと言いますがその通りなのかもしれません。都築とも頻繁にあっていたりと、クロカンで一緒になって走った親友とは、今もこうやって連絡をとっています。
 大学生になって思うことは、「高校の部活の素晴らしさです」
 エントランスに放課後、集合して部活はじまるの待ってる時とか、「今日、どっかに遊びに行こうぜー」って話してるやつらみてすごい羨ましくて、なんでこんな辛い思いして走ってるんだろうってすごい思ってました。今、現役の中にも少しはいるんじゃないかな?でも、去年のクロカンのとき、「人生でクロカンラストなんだ」って考えたら走馬灯のように3年間思い出して、自然と涙でてきて、なにが言いたいかって言うと、もしエントランスで、その場の楽しさに憧れて部活をやめてたら、泣ける日々を過ごせなかったと思うということです。放課後、みんなで遊ぶのもいいかもしれないけど、友達と放課後ちゃらちゃら遊んでて楽しすぎて泣けるってことは一生ないと思う。泣けるっていうのは目先の楽しさにとらわれないで、自分を高めた時にわかる感情だということです。それをこの部活に入って、合宿を通じて学ぶことができました。なんと自分でもわからないくらい真面目なメールを送っています。
 今年は星川先輩が合宿に行ってたり、マネージャーがいたりととても恵まれた環境だと思います。できればもう一回、飯盛と奥野ともう一回クロカンで走りたかったです。合宿4日目で辛いと思うけど、みんな頑張ってください!とお伝えください。越(先生)も年だと思うので、練習はほどほどに、くれぐれも飯盛と競って怪我をしないでください。笑
 以上です!

 そして、朝起きたら、都築君からもメッセージが届いていました。

 こんにちわ、お久しぶりです!理工学部機械工学科航空操縦専修の都築です。

 暑中見舞い申し上げます。

 暑い中、いかがお過ごしでしょうか。僕はとても元気です!

 なぜこのメールを送ろうかと思ったかというと都築からライン来たから送ろっかなという軽い気持ちではなく、先生が悲しんでるという情報いただいので送らせていただきます。

 さて去年の合宿から1年が経ちます。
 本当にあっという間でした。今でも去年のことを思い出すと感慨深いものがあります。
 今、僕はパイロットになるための勉強や部活動などで時間に追われています。
 小金井キャンパスには陸上部は1人です。
 しかしそんな僕に陸上部のみんなからがんばってと応援されます、僕はそれが大きな力となっています。
 高校の部活の友達というのは特別です。なぜなら同じ時間に苦楽を共にしているからです。
 授業の隣の席には吉村ほのかはいませんが、航空の仲間がいます。
 夢を一緒に追いかけている大切な仲間です。
 今隣に座ってる人はこれからも大切にしていくべき仲間なのです。
 僕は仲間とは一つの夢とか理想とかを共有しあって互いに高め合うことで幸せを共有し合うことだと思っています、すなわちチームです。
 まだ新入生は陸上のどこがチームなんだろうと思っている人が多いと思います。しかしこの合宿を通じて少しずつ感じていってほしいなと思います。上級生はそれを再確認してさらにチーム力をあげていってほしいなと思います。
 仲間というのは必ず人生の財産になります。離れていても必ずつながっています。僕がいい例です。そしてその仲間に必ず感謝の気持ちを忘れないでください。仲間がいるのは当たり前のことじゃないんです。あの岩井渉に感謝するのは400×20やるより辛いですがいちよ感謝してます。

 残り一日、残るはタイムトライアルとマイルリレーかな?
 頑張ってください、僕は空から応援してます。

 最高の青春になることを祈って、

 元部長
 都築亮太

  そしてミーティング中にまたメッセージが届きました。

 今年の合宿も残り一日となりましたね!みんなの調子はどうですか???

 合宿が始まってから毎日のように、HPを確認している自分がいます。
 去年とはまた違った雰囲気の陸上部があって、この前まで一緒に走っていたかわいい後輩たちが立派になっているなと写真を見ただけで伝わってきました。とっても羨ましくて懐かしくて、あんなにつらかった合宿にまた行きたい、みんなと走りたい!と思いました

 明日でラストですね

 いま、どんな気持ちですか??
 人それぞれ思うことはあると思いますが、最終日、終わり良ければすべて良し。自分の限界を決めず、全力を出し切ってきてください。

 今日の全力、明日の成長!

 松家はるな

 陸上部を卒業した全ての仲間たちが、今、ここに集まってきています。法政高校陸上部で過ごした日々は、その一つ一つがかけがえがないもので、みんなが平等に自分の与えられた可能性に挑戦し続ける日々でした。大学で何か上手くいかないことがあった時、社会人になって結果が出せなくて自信を失いそうになっているとき、目を閉じればいつでも、ここで過ごした日々が浮かんでくるはずです。

 離れていても心は一つ。

 君たちが陸上部のことを思い出しているとき、僕も君たちのことを思い出しています。

 そして、また、あの頃の君たちと何一つ変わらない部員達の姿がここにあり、

 足が痛くても、皮が剥けて血が出ていても、走りたい、ただその一心で懸命に頑張っています。

 ここでしかできないことがある、同様に、大学でしかできないことがある。

 ここで使うつもりではなかったのですが、君たちに贈る言葉はやはりこれしかありません。

 Seize the day. 

  今、この瞬間を、最高に。

<第2回峰の原クロカンハーフマラソン大会結果>
男子
1位 飯盛 1時間27分02秒08<男子大会新>
2位 小宮山 1時間38分48秒11
3位 奥野 1時間39分30秒68
4位 白石 1時間52分40秒89
5位 横田 1時間53分19秒20

女子
1位 岩橋 1時間53分12秒74<女子大会新>
2位 丸田 2時間3分14秒11
3位 高橋 2時間5分19秒42
4位 近藤 2時間20分11秒62
5位 冨沢 2時間40分28秒41



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